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お年寄りの食欲が落ちる理由

このぺージでは、老人の食欲が落ちる原因について詳しく解説しています。

老人の食欲が落ちる原因とは

お年寄りの食欲が落ちるのには、さまざまな原因があります。健康・体力を維持するために、適度な食事は不可欠。原因をきちんと把握し、適切に対処することが大切です。

運動量・筋肉量の低下

個人差はあるものの、一般的に高齢者は運動量が減り、体力が低下。若いときに比べると、エネルギーの必要量が少なくなります。そのため、食事から多くエネルギーを摂らなくてもよくなるため、食事量も減っていくのです。

運動量が減る原因には、心肺機能の低下・関節痛などの骨格障害・内臓の病気などがあります。しかし、健康を保つために必要な栄養は食事から摂取する必要があるため、できるだけ身体を動かし、おいしく食事が食べられるように工夫すると良いでしょう。

味覚・嗅覚・視覚の影響

高齢者は、味覚・嗅覚・視覚などの機能が衰えがちです。食事の味や香りを楽しめないと食欲が湧かなくなり、食欲減退に繋がります。

特に視覚に関しては白内障の影響が大きく、ほとんどの高齢者がこの症状を持っていると言えます。水晶体が濁ると見るものが黄味がかって見えるため、鮮やかな色の食材や盛り付けが、食欲に繋がらなくなるのです。

味覚に関しては、服用している薬の影響や、亜鉛不足が考えられます。栄養補助食品などで亜鉛を補給し、味覚障害を防ぐ必要があります。嗅覚は、比較的老化の影響を受けにくいと言われていますが、鼻疾患を持っている方は要注意です。

心因性

高齢者になるほど、うつ状態に陥る割合は高まると言われています。身体や環境の変化、孤独感、疎外感、喪失感などを覚えやすく、精神的不安定が原因となり、食欲不振になることも多いです。安心できる環境と人が周りにいることで、安定した食欲と気力に繋がるようです。

ミネラル欠乏

食事の量が減ることで、健康維持に必要なミネラルが不足する場合があります。特に亜鉛は味覚をつかさどる味蕾という部分に必要で、不足すると味覚の低下や異常に繋がるので注意が必要。

また、カルシウムは骨組織の弱体化、鉄分は貧血、マグネシウム不足は筋肉痛などを引き起こす可能性があります。食事から十分なミネラルを補給できない場合は、栄養補助食品を上手に使用してみるなど工夫しましょう。

口腔の状態

高齢者は義歯を使用しているケースが多いですが、合わない義歯を使っていたり、口腔内の清掃を怠っている場合があります。すると、歯肉が弱くなったり口腔内の炎症が酷くなったりして、十分に食事が楽しめなくなります。おいしい食事は健康な口腔から、と心得ましょう。

お年寄りの食欲を高めるには?

まず、ミキサー食などの介護食であっても、料理の見た目に配慮することが大切です。食材の色・温度・盛り付けなどは、食欲に大きな影響をもたらします。

感じ方に個人差はありますが、一般的に「おいしい」と感じる温度は、冷たいものが10~15℃、温かいものは60~70℃と言われています。また、料理に合った食器を使ったり、季節の料理を取り入れるのも効果的です。少量しか食べられない場合は、栄養補助食品などを上手に利用して、十分な栄養補給ができるようにしましょう。

さらに、楽しい食卓を演出することも大切です。高齢者はなるべく1人での食事は避け、家族や顔見知りの人と一緒に食事を楽しむことが好ましいとされます。

 
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